今回は、「きゅんが止まらない」と話題の『ゆびさきと恋々』の主な登場人物と、それを生み出した作家ユニット「森下suu」先生について簡単にまとめてみました。
気になる映像化についても、ちょっと調べてみましたよ!
2023年7月現在、『ゆびさきと恋々』は既刊9巻。
最新刊となる10巻の発売予定日の発表はないものの、過去発刊ペースで推測すると、12月13日あたりになるのではないかと予想されます。
『ゆびさきと恋々』
著者: 森下suu
出版社: 講談社
既刊9巻(2023年10月現在)
『ゆびさきと恋々』は、生きる世界の異なる二人が偶然出会い、互いを思いやり、触れ合っていく過程が丁寧に描かれているピュアラブストーリーです。
まずは、登場人物たちがもれなく良い子という、一つ目の魅力ポイントに着目!
『ゆびさきと恋々』を素敵に彩る7人の登場人物
ここでは、物語を素敵に彩る『ゆびさきと恋々』の主な登場人物を7人紹介していきます。
糸瀬 雪(いとせ ゆき)
本作の主人公。使用言語は手話。
補聴器をつけているけど音は殆ど聞こえていない、生まれつき聴覚障がいを持つ女子大生。
物怖じせず自分の世界に関わってくれた逸臣に強く惹かれていきます。
可愛いものが大好き。
(画像引用: 『ゆびさきと恋々』① p23より)
波岐 逸臣(なぎ いつおみ)
雪と同じ大学の先輩。国際サークル所属。
いとこが店長をしているバーでバイトをし、バックパックで海外を飛び回るトリリンガル。
言語やカルチャーに興味を持ち、遠くにばかり目を向けていた逸臣は、雪との出会いで身近なところに自分の知らない世界があることに気づきます。
(画像引用: 『ゆびさきと恋々』① p91より)
藤白りん(ふじしろ りん)
雪の友人であり、逸臣と同じ国際サークル所属。
手話は分からないけども、雪のことをいつも気遣うショートカット美人の女子大生。
逸臣のいとこである京弥に憧れ、思いを寄せています。
(画像引用: 『ゆびさきと恋々』① p25より)
芦沖桜志(あしおき おうし)
雪と同じ大学の男子大学生で、雪の幼馴染。
雪の為に覚えた手話なのに、その手話で雪に棘のある言い方ばかりしてしまう拗らせ青年。
(画像引用: 『ゆびさきと恋々』① p105より)
波岐京弥(なぎ きょうや)
逸臣がバイトしているバーの店長で、逸臣のいとこ。
逸臣のことをよく分かっているので、逸臣の言動の変化を敏感に感じ取ることができます。
(画像引用: 『ゆびさきと恋々』⑧ p31より)
エマ
逸臣の高校時代の同級生。
逸臣のことが好きなキラキラ女子だけど、当の逸臣には全く相手にされません。
(画像引用: 『ゆびさきと恋々』⑦ 特装版 p142より)
心(しん)
逸臣の高校時代の同級生。美容師。
逸臣の髪色や髪型は彼の作品。
エマのことが好き。
(画像引用: 『ゆびさきと恋々』⑦ 特装版 p145より)
雪と逸臣の恋の障害になりそうなキャラもいるけど、少々煩わしく感じることはあっても、どのキャラも健気でつい応援したくなる良い子揃い。
それぞれの変化や成長も見どころです!
登場人物に対する著者の愛を感じますー!
陥れようとか、傷つけようとか、裏切ろうとか…そういった悪意をもった登場人物がいないので、「このキャラ嫌い!」と心がささくれ立つようなこともなく、読んでるときのストレスがない恋愛マンガってビタミン剤のよう。
ということで、次のポイントは、これらの素敵なキャラクター達を生み出した著者について調べてみました!
『ゆびさきと恋々』の漫画家「森下suu」はユニット名
最近、マンガの背表紙など作家名のところを見ると、原作と作画それぞれに名前が入ってるものをよく見かけます。
コミカライズ作品や、韓国発のコミックに多い制作チームによる書籍化作品が増えた影響もあるかもしれません。
「森下suu」は名前の形状からして、個人名のように見えていたので、特に深く考えることなく一人の作家さんによるものだと思っていました。
第1巻のあとがきでも書かれていますが、「森下suu」はお二人によるユニット名だったのです。
びっくりぽん!
原作担当は「マキロ」、作画担当は「なちやん」というお名前だそうで、2023年2月から有料のオフィシャルファンサイトが開設されています。
楽しみが一つ増えた感のするサイトですね!
お二人について調べている中で、インタビュー記事も見つけることができました。
なちやん先生の「マンガを描きたいけれど、どうしてもネームが思いつかない」というお話は、比較に値しないレベルですが、私も同人活動中にすごく悩み原作担当を欲していた時期があったので、とても親近感を感じています。
気の合う相方、素晴らしいですね!
マキロ先生となちやん先生との出会いって、まさに奇跡!
お二人の起こす化学変化こそが、この『ゆびさきと恋々』の魅力を作り出しているのだと思います。
別々に活動されていたお二人が、合作活動を始めるきっかけとなった『バクマン』ってマンガにも感謝したいところ。
後で『バクマン』買おうかな!
『DEATH NOTE』つながりで、1巻だけ読んだことある!
多忙続きの中、続刊を読めないまま終わってたよ…。
お二人で作られてるからこそ、ここまで素敵な作品になるんだろうと思う『ゆびさきと恋々』ですが、映像化の予定はやはり気になるポイントですね!
手話ブームで『ゆびさきと恋々』もアニメ化される?
手話ブーム、と言ってしまっていいのか…少々躊躇いもありますが、手話が題材のドラマとしては『silent』、『星降る夜に』に続き、『デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士』の制作が決定しています。
2025年に聴覚障害がい者のためのオリンピック「デフリンピック」が日本で初めて開催されることが決まっているらしく、もしかすると今後更に手話を扱った作品が増えるのかもしれません。
『ゆびさきと恋々』はアニメ化されるか調べたところ、なんとアニメ化決定のニュースが飛び込んできました!
しかも、放送予定も決まっています!
現段階で分かっていることを以下のリンクにまとめています。
アニメ化決定情報を聞くまでは、こちらに…、
「中途半端な出来に作られたら本気で号泣しそうなので…マンガのままが一番いいかなーというのが正直なところです!」
と書いていましたが、ティザーPVを確認した感じだと号泣しなくて良さそうです!
やったね!
ということで、まとめてみますね。
まとめ
この記事では『ゆびさきと恋々』の押さえておきたい魅力について、次の3つのポイントを取り上げてみました。
- もれなく可愛い登場人物たち
- 「森下suu」は二人の作家によるユニット名
- 今後の展開「アニメ化」について
まだまだ続く、『ゆびさきと恋々』。
アニメ放送も決定しました!
これからの雪×逸臣の幸せと、二人を取り巻く友人たちの幸せを願いつつ、今後の展開を待ちたいですね。
寄り添う二人のピュアラブストーリー『ゆびさきと恋々』、皆さんも是非楽しんでいただけたらと思っています。
最新刊『ゆびさきと恋々』⑨
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